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 出産後、入院中の記録です。

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入院中(日誌より母乳育児について抜書き)

生後30分以内 朝4:13出産。赤ちゃんの沐浴が済み、私の処置が終わったところで、助産婦さんが、まだ分娩台の上で寝ている私の右腕に、赤ちゃんをのせ、母子はじめての対面でおっぱいをなめるのを手伝ってくれました。はじめてみた私の赤ちゃん。めがねがなくて、くたびれてもいて、ぼんやりとしか見えなかったけれど、手で目をこすってあかんべぇをするみたいにしてていたずらそうでした。それにしても、なんて小さくて(2950gでしたが)たよりない存在だろう!私が守ってあげないとね。

生後約8時間 13:00、最初の授乳。看護婦さんが「直母(おっぱいをあげる)するんでしょ」と呼びにきてくれました。「今後は自分でナースステーションにきてね。今日の19時までは直母していいから」。最初は糖水、次からはミルクでした。あげる前に、左右1分ずつ、おっぱいをすってもらい、その後私が、だっこして糖水、ミルクをあげました。

 

 それにしても、生まれたのが明け方だったので、最初の1日がとても長く感じられました。 はやく母子同室にならないかと、会いたくて会いたくて。

 

生後1日

直母するなら、「1日早いけれど母子同室にしちゃおうか(この産院ではほんとは2日目から母子同室)」、と看護婦さんたちが相談してくれて、1日目の10〜19時は母子同室にしてくれました。

(母乳で育てるなら、いつから母子同室か、も産院選びの重要なチェックポイントでした。でも実際は、完全な母子同室のところは少ないみたいなので、遠くの産院になっても難しいし・・・。したいお産をさせてくれるところで、よかった。)

おっぱいのマッサージについてのビデオを見ました。

この夜から、ちょっと押すと、出るようになった! なんてうれしかったことでしょう。

生後2日

今日の10時から、もうずっと母子同室です!

1日8回、3時間おきに吸ってもらいました。 出そう!

16時に3分づつあげた。その後からパンパンに張って痛くなって きた。5分まではokが出てたので今晩は5分づつあげよう。

生後3日

おっぱいマッサージをしてもらう。射乳(しゃにゅう。いきおいよくおっぱいが飛びでる・・・)が出るようになると開通だそう。マッサージのときの搾乳35ccを、7時の授乳時に、直母のあと飲ませました。

13時、直母でどれくらいのめているか、はかってもらいました(おむつをチェックしたら、ナースステーションで体重をはかり、母乳をのませ、おむつをかえないで、再度体重をはかる)。

生後4日

2回、直母でどれだけ飲めているか、はかってもらいました。40g、45g!これで、飲む量からその分を引いただけのミルクを渡されるようになりました(その分搾乳すれば、ミルクも必要なくなったのです)。

残乳処理のしかたを習う。しっかりしぼって、冷蔵保存したものを直母後、ミルクのかわりに飲ませることができるようになりました。残乳処理をして、乳腺を空にすると、おっぱいの出る量も増えるそうです。努力のかいがあって、この日から、ミルクがまったく不要になり、ついに母乳だけ(まだ直母+搾乳でしたが)でokになりました。やった〜!

「母乳は消化がよいので、早くおなかがすく。定時(入院中は)にあげて、途中でおなかがすいてないたら、ちょっと直母しちゃってよいよ。」と言われました。

生後5日

13時にまた体重をはかって母乳がいくつでてるかはかる。片側で寝てしまったのではかれなかったけれど、反対側を絞ったら、片方なのに、50ccも!昨日の倍も出てます!どうりで左右5分づつの途中で寝てしまうわけだ〜。 片方あげているあいだに、反対側のパット、ブラ、パジャマまでがぐっしょりになってしまった。 もう、搾乳した母乳も足さなくても平気かもね。

退院までに、母乳だけになって、ほんとに一安心しました。これからも、がんばって育てよう。

 

*入院中、母乳がよくでるように準備しておいた黒豆を、makに病院に届けてもらって、食事のたびに食べてました。 この黒豆は、makのおじいちゃんおばあちゃん(赤ちゃんのひいおじいさんおばあさんです)の畑でとれたものです。

チェックポイントの達成度

  1. 妊娠中からの乳首の手入れ
    →◎:看護婦さんにも、乳首はいい状態といわれ、はげみになりました。
  2. 出産後30分以内になめてもらう。
    →◎
  3. 出産後24時間以内に7回以上、乳首をすってもらう。
    →○4回はできた
  4. おっぱいが出てくるまで2−3日かかるけれど、それまで赤ちゃんはなにも飲まなくてもがまんできる。糖水やミルクを飲ませる必要はない。
    →×自分でも、なんだかかわいそうな気もして・・・
  5. 出産直後から母子同室、または赤ちゃんが泣いたらつれてきてもらうか自分で飲ませに行く。
    →○この産院は、2日目(生まれた日は0日目)から母子同室で、それまでは、看護婦さんがミルクをあげるのだったのだけれど・・・(入院してからそんなことを知りました・・・) お願いしたおかげで、最初の授乳時より、昼間は、ナースステーションまで行って直母(母乳直接。←→搾乳した母乳)してから糖水やミルクをあげる(私自身で。ほんとは看護婦さんがするところでした)ことができました。それから、一日早く、夜をのぞいてだけど、1日目から母子同室にしてくれました。
  6. ミルクを足さないこと。
    →○入院中、最初のうちは足されていましたが、母乳が出るようになってからは、直母のあとにミルクを飲むのに1時間もかかるようになったこともあり、残ったのね、とミルクは少し捨ててしまったり、直母したあと、がんばって搾乳して、冷蔵し、次回に足されるミルクの代わりに飲ませました。退院してからは母乳(直母)のみです。
  7. 母乳不足ということはまずないので、あきらめないで根気よく。
    →◎

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