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ばくぜんと、母乳で育てたいと思い始めてから、の記録です。 | ||
おっぱいで育てることつわりあけのころ・・・ ばくぜんと、おっぱいで育てられるといいなぁ、と思っていました。が、出るかどうかわからなかったので、makのお母さんに聞いてみたら、遺伝するものだと思っていたみたいです。そこで、母に聞いてみたら、「しばらくして高熱がでて、中断したらもうでなくなった」そう。でも「遺伝は関係ないでしょう。胸の大きさだって、遺伝関係ないんだから(あんたの胸はぺちゃんこなんだから)」「ふぅ〜ん(また言われた!でも関係ないんだ。出るかも・・・)」 このころはまだ、出たらいいなぁ、という感じでした。 おっぱいの手入れ6ヶ月くらいのころかなぁ。 記録をつけそこねて、忘れてしまったのだけれど、気がついたら乳首がかちかちになって苦しかった。まだ母乳が出るわけでもないのに、へんだなぁと思ったのだけれど、どうも日に日に苦しくなってきたと思います。 そのころちょうど、助産婦さんのことをテレビでやっていて、「ニュウセンエン」のことを話していました。気になって調べてみました。なんとなくしかわからなかったけれど、詰まっているのはよくない、ということがわかったので、消毒用アルコールとガーゼのハンカチでふいてみることにしました(どうやったんだか、忘れてしまいました)。そしたら、にきびみたいに、つまっていたのが出てきて、びっくりしました。 つまりが取れるまでには、何日もかかりました。キュっと子宮が収縮して痛くなったので、毎日少しづつしかできなかったから。でもだんだん、痛かったのがすっきりして、これでいいのだなぁ、と感じました。以後、2日にいちどくらい、お風呂で乳首をタオルでごしごしして、つねに、まったくつまりがない常態を保ちました。 安定期にはいったら、おっぱいの手当を・・・と書いてあったけれど、具体的にどうしていいのか、よくわからなかった。けど、きっとこれでいいんだなぁと確信がありました(乳首の手当、と、基底部のマッサージと書いてあったけれど、基底部の・・・は、産んだあとに病院ではじめてわかりました)。 詰まっていたのが、きっと出るしるしなんだなぁ、と変化に驚き、わくわくしてました。 そのうち、おっぱいにむかって青い血管がくっきりすけてみえるようになりました(のちに看護婦さんに聞いたところ、人によるそうです)。見た目よろしくないけれど、ちゃくちゃくとおっぱいがでる準備がされているんだなぁ、とうれしかったです。 参考にした本母乳、とか、おっぱい、とかいう単語は、妊娠後期にはいってもなんだか恥ずかしくて。でも知りたくて、本屋さんでちらっと見たところ・・・、「母乳だけで育てよう、と、思うことがいちばん大切」と書いてありました。 しばらくして、実際にはどうしたらいいのか、できることは準備しておきたい、と思い、母乳育児についての本を買いました。 『はじめての母乳育児と心配ごと解決集』 山内逸郎 婦人生活家庭シリーズ という本です。 それによると、以下のことをすれば、必ず出るそうです(私の勝手な要約です)。
とても不思議な本で、読んでいると、おっぱいについての不安が、すっかりなくなっていくのです。不安になるたびに、なんどもなんども読みました。ほんとによくできた本だと思いました。 makのお母さんも、うちの母も、なんとなく読んでくれたみたいです。もちろんmakにはポイントを読んで聞かせました。そしてmakも、おっぱいで育てて欲しい、と思うようになりました。 あぁ、これが、私がしたいお産、なんだな、とようやく気づきました。 産み月にはいって10ヶ月に入って、定期検診のとき、母乳で育てられるように、あらかじめできるかぎりのことはしてあげたくて、思い切って、「母乳だけで育てたいんですけど・・・」と言いました。 ぼーっとしてしまって、震えちゃって、小さな声でしか言えなかったけど。 恥ずかしいし、わざわざ言わないでも、いいことかもしれないし(なにせ初産なので病院がどんなだかよくわからなくて)、無理を言って居心地悪くなってもいやだし・・・。 本には、おっぱいお願いカード(母乳だけで、ということが紙に書いてある)がついていて、それをベッドのところとかにぶらさげておけばいい、と書いてあったけれど、やはり直接頼むのが礼儀な気がして。 先生 「うちは母乳を重視してるほうだけど・・・。初乳のこと?初乳は飲ませますよ。」 penchan 「はい・・・」。 もじもじしてる私を見て、 先生 「母乳だけって、糖水とかもだめってこと?」 penchan 「なるべく・・・」 先生 「母乳が出てくるまで2、3日かかるよ。おなかすいちゃうし。妊娠中から母乳でてるなら大丈夫だけど・・・出てる?」 penchan 「出てないです・・・(本に、平気って書いてあったけど・・・でもたしかにおなかすきそうだし、そしたらかわいそうだし・・・)」 先生 「たま〜にそういうおかあさんがいるけど・・・。う〜ん、困っちゃうねぇ。」 といいながらも、看護婦さんたちに、 先生 「母乳だけで育てたいそうです。みなさんよく覚えといてください」 と言ってくれました。 penchan 「お手数をおかけすると思いますが、よろしくお願いします。」 といって気恥ずかしながら、勇気を出して?言っておいて、よかった〜、と、病院をあとにしました。 |
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