献立の立て方

献立の立て方って、料理の本でもなかなか見かけないかもしれない。料理の応用の部分なのかな。最初は、献立を決めてからそれに必要な材料を買っていたので、 余って無駄が多かったです。それに、料理の本に書いてある料理を、どうしたらうまく組み合わせることができるのかわからなくて、たくさん品数を作ると、で きあがってみたとき、ちぐはぐな感じでした。何年もするうちに、ようやく残りものでおいしく料理するこつを覚えはじめ、献立が簡単に立てられるようになっ てきました。

うちは、献立を立てるときに、予算がまずあって、その中でバランスよく買って、買ったものだけで料理する、という方法にしてます。ちかぢか、料理と健康についてのページもつくりますが、家計・おいしさ・健康をバランスよく保ってこそ、専業シュフの意義があるような。 もちろん、インスタント、出来合いのお惣菜は、1人暮しのはじめから今まで、いちども買ってません。ここ数年は、食品添加物の入った食品に、目と鼻と心が、拒否反応を起してしまうので、ありとあらゆるものを、もう、ひたすら、自分でつくることにしています。

素 材別の料理の本、特に、野菜の本は数冊、ぜひ手元においておくとよいと思います。料理の本の買い方も、最初はとにかく簡単そうなものから入りますが、たい ていはおいしくないので、おいしそうな本を買うようになります。だんだんと、本のなかのいくつかのレシピを見れば、自分ちの好みの味か、そうでないか、わ かるようになります(食べ物を大切に思っている著者や出版社の料理の本は、たいていとてもおいしいです)。

これ、と思った料理の本は、かたっぱしからつくっていくと、力になります。食べたいと思うのに、縦に付箋をはります。つくったら、付箋を横にはりなおします。書きこみもします。自分ちなりのレシピを、つくり直すもとになります。

penchanの献立の立て方(和食のばあい)

penchanの献立の立て方(図解)
penchanの献立の立て方(図解)

時間

時間がとれるとき(1時間半以上) 大 きなおかずのメイン材料だけを決めておき、ごはんを用意し、おみそ汁用に出汁を用意し、あとは家にある素材と本を見て、食べたいものを探しながらつくるこ とが多いです。新作を次々とつくれるので、料理が楽しくなります。とはいえ、3つのおかずのうち、新作は1~2つまで。
ちょっと時間がないとき(1時間~1時間半) 3つのおかずとも、手順は自分の頭に入っているものから、分量だけ、本で確認しながらつくります。
もっと時間がないとき(30分くらい) 時間のとれるときに下ごしらえをしておいたものや、常備菜を使用します。でも結局、時間のとれるときに忙しくなるので、やっぱりちゃんとつくっておくほうが楽です。
お客さんのとき <いつものように、料理を楽しみながら、つくっているほどの時間がないので、献立はあらかじめ、きめておいてます(変更もおおいけど)。献立を立てる時間はかかるけれど、当日のその時間は、手早く作れます。

腹八分

献 立を立てるときは、腹八分、になるようにつくります。料理に慣れると、もしくは食費や食べ物を無駄にしない、という気持ちがあると、不思議と、適量つくれ るようになるものです。うちでは、材料は皮まで(安心なもの)、もちろん食べ残すことも、使わずに残すこともなく、使います。それでもでる生ごみは、生ご み堆肥にして、畑やベランダでみんな使えるようになりました。満足満足。

どちらかというと、余るほどつくるよりは、足りないくらいのほうが、おいしくいただけます。量を加減するとしたら、汁物を2杯にするといいかな

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