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接着芯の本
Submitted by penchan on 2008-08-15 22:55penchanコメント
ずいぶん昔に図書館で借りた本。いつか買おうといつも頭の片隅に残っていた本。裏つきの服をつくったときなどに丁寧に縫っているはずなのに、なにか
がおかしいと思うようになり、買いました。amazonで、取り寄せ期間が4-6週間になっていたので、これもそろそろ絶版かも、、、と心配になってしま
いました。こういうちゃんとまとめた本がどんどん絶版になっていくような気がしてるのは私だけでしょうか。。。
接着芯にもいろいろ種類があり、接着テープもいろいろ種類があるのですが、この本にも載っています。本にあわせて型番入りの芯地をと思うと作品のコストアップにもなり、まだまだ勉強中ですが、やはりこういうのを上手に使うと、服のシルエットがきれいにでるみたいです。
接着芯についての本ですが、生地の素材とか厚み特徴などの分類がとてもすっきりとまとめてあるので、生地の名前をたよりに新しい生地に挑戦するときの参考になります。
商品別接着芯と接着テープの選び方 (バイリーン、アピコ、ダンレーヌ)で、メーカー、品番ごとに、用途など詳しい解説があります。p83-84
目次
初めに
- 芯地の役割と機能
- 接着芯の基布の種類
- 接着剤の種類
- 接着剤の塗布形状
- 接着芯の種類
- 接着芯の使用箇所と選び方
- 必要な用具
- 接着芯の基本のはり方
- 試しはり
- 接着後のトラブルとその対策
- 実物にはるときの注意ポイント
- 接着テープの種類と使い方
服種別芯地の使用箇所
- ブラウス
- ベスト
- ワンピース
- スカート
- パンツ
- ジャケット
- コート
素材別接着芯の選び方とはり方の注意ポイント
- 綿素材
- 薄手で透けるタイプ(ローン、ボイル、オーガンジー)
- 中肉タイプ(キャラコ、ブロード、ギンガム、サテン、ダンガリー、シーチング)
- 厚手タイプ(デニム、チノクロス、かつらぎ)
- 表面効果のあるタイプ(サッカー、楊柳、ピケ、蜂巣織り)
- 表面起毛のあるタイプ(別珍、コージュロイ、タオル地)
- レース(アイレットレース)
- 綿、麻素材
- ニットファブリック(天竺、スムース、テレコ、ピケ、パイル)
- 麻、リネンライク素材
- 薄手タイプ、中肉タイプ、厚手タイプ
- シルク素材
- 厚手タイプ(シャンタン、リンシャン、ファイユ)
- 薄手タイプ(デシン、富士絹、羽二重、タフタ、クレープ)
- ウール素材
- 梳毛の薄手タイプ(トロピカル、ウールボイル、ウールビエラ、ポプリン、ポーラ)
- 梳毛の中肉タイプ(ギャバジン、サージ、バラシャ、サクソニー、ウールジョゼット、ベネシャン)
- 紡毛の中肉タイプ(ツイード、フラノ、ヘリングボーン、千鳥格子、グレンチェック)
- 紡毛の厚手タイプ(モッサ、ビーバー、シャギー、メルトン)
- ニットファブリック(フライス、ポンチ、ラッセル、ジャガード、ミラニーズ)
- ストレッチウール
- 化学繊維素材
- 再生繊維(レーヨン、キュプラ)
- テンセル
- 合成繊維(ポリエステル、ナイロン、新合繊)
- 撥水加工素材(ナイロン、ナイロンワッシャー)
- ベルベット
- 天然皮革
- 人工皮革、合成皮革
- 商品別接着芯の特徴
こんなときどうするのQ&A
- 芯地の裁ち方
- 接着に失敗した芯地をはがしてもう一度接着できるの
- ブラウスの衿の芯地は表衿、裏衿のどちらにはるの
- 増し芯って何?
- 洗濯したらブラウスの衿芯がはがれてしまったのですが
- 失敗しない芯地接着のこちは
- ジャケットやコートの裏衿の裁ち方と芯地のはり方
- しわになった芯地は
- カール現象が起こったら
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