penchanと冬のたい肥づくり

98年12月、ついに、たい肥が上手にできました。その様子をレポートします。 冬だったので発酵に時間がかかり、10週間かかりましたが、夏はもう少し早くできるそうです。それはまた今度。


●これまでに学んだポイント

・発酵が均等に進むように、乾燥した生ごみは細かくくだくこと
・発酵が腐敗にならないように、1週間に1度、必ずよく混ぜる(切り返し)こと。そのために、必ず毎週できる曜日にはじめること
・虫が入ってこないように、袋の口はしっかりひもで縛ること

●冬のたい肥づくり、10週間の様子

材料 生ごみ処理機で乾燥させた生ごみ、腐葉土、水
用具 生ごみ処理機リサイクラー(National)、たい肥を入れておくためのお米や土の入っていた袋、乾燥した生ごみをこまかくくだくための空のビールビン、1週間ごとに様子を見るためのバケツ1こ、重さをはかるための体重計
作り方 それぞれの分量をしっかりはかって、乾燥した生ごみは袋に入れてビールビンでたたいて細かくします。材料を袋の中で混ぜ、袋に入れて口を縛って日陰においておきます。1週間ごとに、バケツにあけてよく混ぜ、また袋に戻す、という単純な作業の繰り返しです。

98.10.8、開始。

写真をとりそこねましたが、98.10.15、1週間後にもしっかりかきまぜました。袋の口をしっかり縛っておいたのは、成功のようです。


↑98.10.22、2週間後

↑98.10.29、3週間後

↑98.11.5、4週間後

↑98.11.13、5週間後

↑98.11.19、6週間後

↑98.11.27、7週間後

生ごみもいい感じ、腐葉土ももうもろもろになって葉っぱの原形をとどめなくなってきました。


↑98.12.18、10週間後

もうだいぶいいかな、と3週間ぶりにあけてみたところ。ふかふかして、土のようになっていました。プランターに、土3:たい肥1の割合でまぜ、春を待つことにしました。(完熟たい肥でも、2ヶ月くらいかけて、土になじませなくては強すぎるのです)

今回は、生ごみ処理機のバケツ1杯分という少量でつくりました。これで、普通サイズのプランター1こ分のたい肥ができました。

●今後の豊富?

この10週間に、生ごみ処理機のごみは、さらにバケツ2杯分たまりました。乾燥して、水分はまったくなく、とても軽い状態(生ごみのほとんどは水分のようです)なので、お米や土の袋に入れて、口を縛って保管できます。次はこれで、第2回目を、倍量でやってみたいと思います。これでプランターさらに2こ分のたい肥ができます。

うちの場合、普通サイズのプランター換算で20〜25こ分もあれば足りるので(たい肥の場合、化成肥料と違って、ゆうに1年は効果があるらしい)、 あまるほどできたら、仙台のmakの実家のお庭でも使ってもらおう〜。これで我が家の生ごみは大きな魚の頭(げんこつ大)以外のものは100%リサイクルされることになります。楽しみです。

 


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