2011 OSECHI
2011年の御節です。
12月24日まではお菓子づくりがピーク、ちょっと休んで(片づけて)、子供の塾の勉強のサポートしたり、父が来たりの中の御節づくり。
以前は1か月かけて準備していたのを、12月最後の数日で仕上げるしかなくなってきていて、そのくせ新作追加したくて。
ばたばたと元旦に詰めて実家へ出かけたら、なんと2~3品も入れ忘れがあり、南天の葉も飾り忘れ。
気を取り直して2日にもう一度詰めてみました。いちばんきれいなのはもう残っていませんでしたが、少しゆっくりきれいに詰められたかも。
ということで、今回は2日の御節。
今年は3の重(甘いもの)がいまいちでした。
お菓子を10品くらい詰合せてつくる、ということを繰り返すうちに、お菓子のほうは少し慣れてきましたが、御節のほうはなかなかです。
ついつい、つくりたいものをつくって詰める(つくりすぎて入らない・・・)になってしまいがちなことがわかってきて、
できあがりイメージから逆算していくことが必要なのかもと、
思うようになってきました。
さてさて2012年の御節はもっとよいものがつくれますように。
(下は1日の御節です。まだまだ詰めるときにかなり時間がかかります。)
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メモ
基本、砂糖の色が重要でした。いつもお菓子にはグラニュー、料理には素精糖を使っているのですが、お正月は白砂糖メインがよさそうです。
1の重に
えびのうま煮 (この詰め方はいまいちですね。縁起ものだけど食べにくいからと敬遠されてしまうので少なくてもいいかも。)
鶏の照り焼き(うっかり焼き色強すぎです)
焼き豚(生活クラブのバラ肉700gではなく焼き豚用1kgを頼んだらロースでした。やはりバラ肉のほうがよいかな。)
鶏のピリカラ(このおいしいごまだれは多少手間がかかるので御節にもってきてみました)
ぴり辛ごま田つくり(オーブンで空焼き)
ぐちかまぼこの飾り切り(もう入る余地ないから白だけでよいかな)
サーモンのレモンマリネ(薄切りの玉ねぎを少し水にさらして、おいしい(臭みのない)スモークサーモン(生活クラブの)を、レモン汁と有機のオリーブオイル、塩コショウでマリネの)
ぶりの塩焼き(塩をしてちょっと置きすぎました、、、)
塩いくらのゆず釜(デポーまでいっても塩いくらはなく醤油いくらで。こども用の一品)
(ひらめとかいわれの昆布じめ(年末に、ひらめを買えず、、、。いつもは31日でも見つかるのですが30日でもなくて。))
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2の重に
きゅうりの中華漬け
紅白なます(ケースなくても大丈夫でした)
れんこんの炒め煮(ぴりから)
たたきごぼう(別のレシピ、だしでさっと煮てからのに差し替えました。おいしかった)
煮しめ、ごぼう (ちょっと味こかった)
煮しめ、京にんじん (太目の京にんじんしか梅で抜けそうもありませんでした。にんじんの味が強かったかな)
煮しめ、こんにゃく (おいしかった)
煮しめ、さといも (大きさがかなり違うけど、そろえて5角とかのほうがきっときれい。お正月だから。)
煮しめ、れんこん (いつも大きすぎるレンコンしかこないから、輪切りにできず、ピリ辛炒めにしてまうけど、今年は見通しがきくように、少しは輪切りも加えることにしました。)
煮しめ飾り、きぬさや (飾り)
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3の重に
豆類は、新豆を使うことが、楽にしあげる最大のポイントでした。加える砂糖によって、色だけでなく甘味も変わるので、砂糖の使い分けが重要そうです。
ゆずのはちみつ漬け (今年はごく少量にしました)
あんずの甘煮 (あんず、ホールのドライのほうがずっときれいだと思いました)
卵を巻いたの(おもしろかったです。が、もちょっと甘くてもよかったかな)
栗の甘露煮ときんとん(ラスト水分とばしすぎたかな)
りんごカン(梅の花。ムーラン細かいので、紅玉の皮の色だけでのピンク色です。粉寒天バージョン)
だてまき(底の焼き色がうまくつきません。焼き部分を工夫しないと。)
豆きんとん(素製糖ではなく白いお砂糖を使うべきでした。和三盆を使ってみました。最後にちょっとでもこがさないように気を付けないと)
黒豆(重層を入れ忘れてスタートしたためか、黒砂糖らしい黒砂糖100パーセントでつくったためか、アクっぽい味がずっと残りました。やはり黒砂糖は、マイルドなのとそうでないのとあるようなので、素精糖と半々が無難かな。)