甘夏のピール

自家製フルーツケーキに入れようと思ってつくりました。1999年は国産レモンで挑戦。ちょっとかたいできあがりでした。2000年は甘夏で。やわらかく、おいしくできました。これでたっぷりとフルーツケーキが焼けて、楽しみです。

中身は、今年は甘夏のジャムにしてみました。マーマレードは苦手なんだけど、これならok。でもマーマレードも、自家製だったらおいしいかな~。来年はつくってみようかな。

ざいりょう

・甘夏の皮 3こ分
・素精糖 100g(表皮をむいたあとの皮の重さの半量)
・水 200cc(表皮をむいたあとの皮の重さと同量)
・素精糖 100g(表皮をむいたあとの皮の重さの半量)
・水 (表皮をむいたあとの皮の重さの1/5くらい)
・グラニュー糖 適量

つくりかた

1. 甘夏は、へたを上にして、包丁で、皮に縦十文字に切り目を入れ、手で皮をむきます。 2. 皮むき器で表皮をむきます。白い部分が出てきますが、ちゃんとオレンジ色になるので心配ありません。

3. 1cm幅に切ります。重さをはかっておきます。

4. たっぷりのお水にひたして、一晩置きます。朝になったらずいぶんやららかくなっているので、お水を変えて、やわらか~くなるまでゆでます。 5. ざるにあげ、水をなんどか変えながら、よく洗って苦味をとりのぞきます。

6. 手で水気を絞って、お鍋に戻し、砂糖と水を加え、ふたをして10分煮ます。

7. ふたをとって、汁気がなくなるまで煮詰め(20-30分くらい)、中身をボールにうつします。

8. お鍋に砂糖と水を入れ、沸騰してから1分ほど煮詰めたら、皮をお鍋に戻して、水分がなくなるまでしっかりといり煮にします。

9. バットに広げ、グラニュー糖をまぶしてできあがり。

素精糖をつかっているのでできあがりは鮮やかなオレンジではなく、茶色っぽい仕上がりです。

h3>さんこう

  • 生活クラブ生協連合会編 『うちの保存食』 成美堂出版 p79-p81の田崎正子さんの「甘夏のピール」
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