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たいとる: 317 . [わ〜い]裁断のポイント
おなまえ: pen
書いた日: 2005/3/16(10:54)

こんにちは、ぷうこさん、
裁断のときのこと、書こうと思っていて忘れてました。

思いつくままの箇条書きですみませんけれど、、、

裁断のときは、その前に、入念にパターンをチェックしてます。
http://www.penchan.com/cgi-bin/bbs.cgi?b=sewing&c=e&id=316
で書いたみたいに。
パターンにはずいぶんと書き込みがあります。
ストライプのときはここを注意、とか。ストライプ柄あわせ要注意線とか、チェック、ボーダー時柄あわせ要注意線とか。
で、

・地なおしをしておいたものに、
・アイロンをかけ、
・床の上(大きな机でも重力で下にたれるとずれそうなので)に、大きな、方眼入りのカッターマット(90x62くらいの)をしいて、
・布をカッターマットの方眼に合わせて置いて、縦の目の方眼がよく見えるように、見ごろのたての長さくらいで布をあら断ちして、パターンの端から端までひいた布目線や、ストライプ柄あわせ線などを目安に、布の目とマットの目の両端があっていることをよく確認してオモリを載せ、さらに途中も確認するためには左右もマットと布の両端があっているかなどで確認。
・裁断にはロータリーカッターの小(小回りがきくので)を使います。きれが悪くなったらすぐに歯を交換。
・型紙上でまっすぐであるべきところは、パターンだと薄くて布と一緒にカットしてしまったりするので、50cmの、透明で方眼線が入っている定規のほうを頼りにカットします。
・定規にはオモリを載せるほうが、手で押さえるより確実でずれなくてよいです。2箇所くらいとめると確実です。
・まっすぐであるべきところ、布目線に平行であるべきところ、布目線に垂直であるべきところ、をしっかりチェックして定規とオモリとロータリーカッターでしっかりチェック。うっかりパターンが目減り(間違えて少しカットしてしまったりしたのは随時あて紙をして修正)してる可能性があるので、パターンではなくて、定規の平行・水平のほうを重視します。
・布の裁断は、通常布を縦方向に輪にして二枚同時にたちますが、これだとやはり1mm以上ずれます。なので、厳密につくるときは一枚ずつたちます。輪にして裁つために半分しかないパターンはパターンを続けて一枚でokなように変えます。もちろんこのときも、パターンを二つ折してみて、まったく狂いが無いようにチェック。
・裁断後も、縫うところを実際に重ねてみて、間違っていないか、どちらかが長すぎたりしてないか、再度よーくチェックします。もしもずれてしまってるのがあれば、あまり布でとりなおすか、ともかく同じパーツは同じになるように、部分的に裁断(微調整)しなおします。

あと裁断した段階で布をトルソー(洋裁用)にとめて見たり、最近はパターンの状態でトルソーにとめてみたり、して様子を見てます。ちょうど10年くらい前に買った私のトルソーに、パパのも兼用してるので、パパ用もそろそろ予定してます。子供ものはさすがに成長にあわせて次々買い換えていくと部屋がトルソーだらけになってしまいそうでまだ躊躇してます。

トルソーがあると、そこで型紙や布で微調整できるので、デザイン性の高い服がつくれるようになるかなと思います。
縫ううちに、裁断もなんですけれど、パターンってほんとに大事だなぁと実感してます。
ほんとに奥が深くて、、、老眼になるまで、ずっとあきずに楽しめそうです。


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たいとる: 320 . penchanさん。とても丁寧に応えて頂いて感謝します。
おなまえ: ぷうこ
書いた日: 2005/3/21(15:19)

penchanさん有難うございます。お返事遅くなりすいません。見逃してました。penchanさんって、とても謙虚な方ですね。臨場感溢れる丁寧な説明や今迄書いてきたページとても参考になります。有難い限りです。
ソーイングの楽しさや奥深さを教えて貰って不器用な私の様な者にも、こんなに親切に解説して下さり有難うございます。
無理でしょうが、penchanさんの子供に成りたいっ!ごめんなさい。
penchanさんの様なお母さんに成れる様にしたいです。


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