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たいとる: 171 . 保険のみなおしについて
おなまえ: 蘭子
書いた日: 2000/9/28(08:18)
こんにちは。最新記事を読ませていただきました。
「あっぱれ!」って気持ちです。
というのも、世間で「家族のファイナンシャル・プラン」みたいな話題が出るとき、
どのプランナー・経済ジャーナリストの方も、いつも決まったように言うのが
「専業主婦は決まった収入がないので、いなくなっても即家族が経済的に困るという
ことがありませんから、保険に入るとしたら入院・治療代がまかなえれば十分です、
死亡保障は必要ありませんね」
という言葉です。
ホントにそうなのか?ダンナがこころおきなく働けるのは、専業主婦が家にいて始末
をしてくれるからであって、そのサポートなしで今までと同じ生活ができると思って
るんだろうか?それとも、すぐに家のこと一切を任せられる「後添え」をもらうから
そんな心配はいらないとでも思ってるんだろうか?
この言葉には、ずーっと疑問と違和感を感じていたので、夫の意見を聞いてみたこと
があります。3か月ぐらい前に、TVでそういう話を見た時のことです(ちなみに、
うちは兼業?主婦で、ルーチンの家事は向き不向きと時間の関係でほとんど私の仕事
です)。
私:「女の人は保険の保障が少なくてもいい、専業主婦ならもともと収入がないし、
働いていても男性ほどの収入じゃないから、死んでもたいした損失じゃない、みたい
な言われ方されたんだけど、どー思う?」
夫:「えー、そんなことないよー、うちでもおかーさんいなくなったら、食事もほと
んど外食になっちゃうし、洗濯もクリーニングとか下着なんかめんどくさかったら使
い捨てにするかも知れないし、子どもだって保育園だけでは対応できなかったらシッ
ターさん頼まないといけないし、実家はいつまでもあてにできないから、それを埋め
合わせしようと思ったら、お金かかるよー」
私:「そういう時って、みんな再婚するんじゃないの?」
夫:「そう簡単にはいかないでしょ。単に飯炊き女としてもらうわけじゃないんだか
ら。家族になるわけだし、子どもがそれを受け入れるかどうか、とかさ。それにただ
の好いた惚れたではすまないんだから、慎重になってそう簡単には結婚には踏み切れ
ないんじゃないかなぁ。相手も簡単にはみつからないだろうし」
ふんふん。そうなのね。よかった、この人がうちのダンナで。
それも「実家がいつまでもあてにできない」ということにまでちゃんと気付いていた
のね。実家は徐々に「こちらが面倒をみていかなければならない」存在になっていき
ますから。日常生活は自立していたとしても、社会的・精神的なサポートが少しずつ
必要になってきます。いつでも駆け込める気楽で心休まる場所、という幻想はどこか
へ置いてこなければ・・・・・。
カリスマ主婦のpenchanがこのサイトで女性の保障についてはっきりと示してくれて、
なんか大袈裟かも知れないけど「溜飲が下がった」って感じです。こと社会保障につ
いては、女性は安っぽく見られてるから・・・・・。お金稼いでなくても、いなかっ
たらお金の面だけでもこれだけの損失なんだよ、精神的なものも含めたら、もーっと
大きなものがなくなるんだよ・・・・・ってことを、もっとみんな(特に家庭を顧み
ない男性)にわかってほしいなぁ。
長文ごめんなさい。
みんな、元気に頑張ろうー。
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