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たいとる: 244 . 質問です。
おなまえ: エレン
書いた日: 2001/12/4(15:27)

いつも興味深くホームページを見させていただいております。
penchanさんのホームページはエコロジカルな面にも配慮している
家庭生活を垣間見ることが出来、大変興味深いです。

わたしが、大学時代に勉強したヒューマンエコロジーの精神を
このホームページは受け継いでいるように感じられます。
penchanさんはエレン・スワロー・リチャーズをご存知ですか?
それから、大学院まで行かれてお勉強されていたそうですが
さしつかえなければどのようなことについて勉強されていたのでしょうか?


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たいとる: 245 . [わ〜い]環境についての考え方
おなまえ: penchan
書いた日: 2001/12/4(17:05)

もしかしたら話はどこかで聞いて、影響をうけているかもしれませんが、残念ですが、とくに読みあさった覚えがありません。ご本人ではないですよね??

環境について勉強したのは、「開発と環境」という授業でくらいでした。当時ブラジルで環境サミット(だったと思います)があったので(1990年代前半ですね)。
開発をする際には環境に留意して、といった程度のもので、貧しいと環境が破壊されていく・・・といったように理解したと思います。でも豊かでも環境は破壊されてますよね。。。貧しい豊かと環境はまた別の問題かな。実際になにをしたらいいのか、ということについては、?でした。

環境について実践するようになったのは、とくに、外で働くことをあきらめて、家の中で働くこと(主婦になること)で、できることはなんだろうと思ってでした。
実際にどうしたらよいかについては、生協の影響がとても大きいと思います。
環境に配慮するなんてことは、主婦(のように時間にゆとりがないと)でないとできないことかなと思うようになりました。

大学院では、ラテンアメリカ経済が専攻で、文化・自然・政治なども学びつつ、大学でしてた一般的な「経済・開発経済」を勉強してました。とくにペルー、アンデスの先住民族の農村経済状況、なんかがテーマでした。

なんて、実のところ、スペイン語文献のレポートに毎日泣かされていました・・・。

環境とは直接は関係ないと思いますが、現地で少し生活して、自給自足的というか、自分の食べ物を自分でつくること、そんな生活にとってもあこがれ、そんな生活は環境をそんなに破壊しているようには思えませんでした。それよりも大量生産大量消費の、自分の生活のほうがずっと環境を破壊しているように感じるようになってしまいました。。。

ヒューマンエコロジーについて、検索してみたら、『環境との共生をめざす総合政策・入門』という本にあたりました。目次に、「【目次】
第1部 人と地球(世界の国々のすがた―成長と発展、指数的成長/人口について考える―出生率・死亡率、人口増加の歴史、都市化/地球の収容力はどれくらいか―土地、食糧、エネルギー、資源など)/第2部 生態系の破壊(生態学用語の基礎―エコロジー、ヒューマン・エコロジーなど/公害と汚染物質―有害汚染物質、大気汚染、水質汚染、土壌汚染など ほか)/第3部 市場の失敗・政府の失敗(経済システムの効率性とは―競争的経済、社会的余剰/伝統的な市場の失敗―外部性、公共財 ほか)/第4部 新しい総合政策に向けて(市場・政府の失敗を是正する―環境政策手段の特徴/権利と協力のかかわり―私的な利益・費用と社会的な利益・費用) 」とあり、このあたりは確かに、大学で勉強したあたりだなぁと思いました。
が、ヒューマン・エコロジーとしてとくに聞いた覚えがありません。たぶん私が勉強したころは昔だったから・・・。
もしよかったら、ヒューマン・エコロジーについて、ちょこっとでも書き込んでいただけないでしょうか。


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たいとる: 246 . お返事ありがとうございます。
おなまえ: エレン
書いた日: 2001/12/4(20:16)

わたしは大学時代、家政学を勉強していました。それでわたしの勉強していた
ヒューマンエコロジーとは「人間がほかの生命に及ぼす影響に配慮して、人間の
環境(生活)を研究するもの」と定義されていました。いつもエレン・リチャーズと
いう家政学の母とも言われるべき人の思想について勉強していました。リチャーズはアメリカ人で100年以上も前の人なのですが、正しい生活の必要性を感じていろいろな取り組みをした人なのでした。その正しい生活とはすべての人に新鮮な空気や
きれいな水、混じりけのない食物を得られなければならないと考えて環境に配慮
した生活を求めようとあらゆる努力をしたひとなのでした。
そして消費生活にも非常に興味を持っていて「産業人が自分たちの仕事についてどれだけ知っていても知りすぎることはないのと同様に、生活するもが自分の用いる食材、あるいは汚れた空気や水の人間に及ぼす影響について、どれだけ知っても知りすぎることはない。」、「知識が利益をもたらし、無知が危険をまねく」とも言った人なのです。わたしは100年以上も前に今にも通じる考えをもったリチャーズの思想が社会に広まればいいなと思っています。ぜひ、『「エコロジーの誕生 エレン・スワローの生涯」ロバート・クラーク著 工藤秀明訳 新評論』 
この本はすこし厚いので『「環境教育の母 エレン・スワロウ・リチャーズ物語」エスリー・アン・ヴェア著 住田和子・住田良仁訳 東京書籍』は絵本なので薄いので
もしお時間がありましたら是非、読んでいただけないでしょうか?penchanさんの
お考えに共通する部分が多くあると思うんです。
 今の世の中は環境に配慮した生活と言いながらも実際にそれを実践するのは
本当に大変だと思うんです。でも、環境に配慮した生活の教育ができればすこしずつ
変わっていくかな?って思っているんです。
なのでpenchanさんのホームページは大変勉強になります。
うまく書けませんでしたが、ぜひpenchanさん、リチャーズの本を読んでみてください。


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