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たいとる: 194 . [う〜ん]産む、産まないの選択
おなまえ: kumakou
書いた日: 2001/5/7(14:30)

 はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいています。
 ところで、どうしても答えが出せず悩んでいることがあり、皆さんのご意見を伺いたく書き込みをいたしました。

 私は、現在結婚2年半、27歳の主婦です。夫は28歳で、私の実家と同じマンションに暮らしています。今回ご相談したいのは子供のことです。
 実は、私はIgA腎症という病気です(今の医学では残念ながら治せません)。人より少々疲れやすかったりしますが、家事もできます。ただ、妊娠・出産となると話は別です。出産経験のある方はご存じでしょうが、妊娠・出産は腎臓に大変負担がかかります。主治医からも、「産むのはすすめない。ただ、どうしても欲しいなら、一人だけ計画的に。」と言われています。

 私が、とても子供好きで、どうしても欲しければ、リスクをのりこえて産むことを選ぶと思います。でも、私はそこまでして子供が欲しいのか、わからないのです。子供が好きで好きでたまならい、ではなくむしろ、うるさい子供を見ると「やっぱりいらないかなあ。」と思うくらいです。夫は、夫婦が家族の基本だから、子供を産むことによって私の病状が悪化するくらいならいらない、といっており、夫の実家などからの「まだ?」コールもありません。

 では、何を悩んでいるかというと、本当に産まないことを選択して後悔しないのか、ということなのです。計画的に出産しようと思ったら、私の体力と年齢を考えても、今年中に決断しないといけないのです。 
 女性として生まれてきて、命を授かり、育てていくということは、尊いことと思いますし、あこがれもあります。でも、実際はあこがれだけで子育てはできないと思うのです。生まれてきた子供にとって、母親が病弱で寝てばかり、というのもかわいそうです。

 少し前までは、夫婦二人でもいい。楽しく幸せな、真に豊かな暮らしをして、二人で生きていこう、と思っていました。でも、最近思うのです。年老いたら、
ものすごく寂しいのでは?産まない選択を後悔するのでは?5年後、とても子供が欲しくなっても、私は高齢出産はできません。もちろん、子供の人生は私たちの老後のためにあるわけではありませんし、そういう考えも持っていませんが、子供の成長を見守る幸せがないのは、寂しいのでは・・・と思うのです。

 もちろん、産むと決めても授かれるかどうかもわからないですものね。
「どうしても赤ちゃんが欲しい」と思っていらっしゃる方には、「産む・産まないの選択」なんて、とても生意気でしょうね。
 うまく、今の私の気持ちを表せないのですが、もし産むと決めたら、精一杯愛して、慈しんで育てたいと思っています。ただ、子供を産む決断・産まない決断、どちらを選んでも「後悔するのではないか」とう気持ちがあって、迷っています。

 Penchan、皆さん、出産・子育ての先輩としてアドバイスいただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。


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たいとる: 195 . [う〜ん]悩むところですね・・・。
おなまえ: penchan
書いた日: 2001/5/8(16:33)

もし、妊娠・出産によって病状が悪化してつらいようでしたら、とても大変だと思います。子育てするのに、母親である自分が体調悪いと、ちっともゆとりがもてず、かわいがるどころではなくなってしまいますから。出産後は、通常どおり、腎臓への負担はなくなるのでしたらなんとかなりそうですが・・・。お医者さんともよく相談し、どんな状況になるのか、よく理解するのがまず大事ですよね、きっと。

そのほかに、だんなさんはお仕事がら、必要時は早く帰ったり、休みをとったりしやすいでしょうか。同じマンションにお住まいのご実家のご両親は、お仕事で忙しい状況ではなく、妊娠中、出産、育児期など、かなりお世話になることができるのでしょうか。まわりのヘルプを随時頼めるかどうか、も重要でしょうか。

幸い期限があるので?、期限ぎりぎりまで(だんだん欲しくなったりするし)思い切り悩み、決めて、あとは授かるかどうかおまかせしてもよいのでは。それなら後悔しないと思いますし、多少は後悔しても、わりきれる程度で済むのではないかと思います。

おからだ、お大事に・・・。


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たいとる: 196 . 気持ちが軽くなりました
おなまえ: kumakou
書いた日: 2001/5/21(16:45)

 penchan、お返事ありがとうございます。
私の病状は出産後、急激に悪くなるともいえるし、そうでないといえる、
本当に分からない状態です。
 でも、人工透析をうけながら、出産した方の例もあり、なにがなんでも
出産!!という気持ちと努力があれば、赤ちゃんを産むことも可能なようです。
「命にかえても赤ちゃんがほしい」という強い意志があれば、病気を乗り越えて
生む決断ができるのだな、と思いました。

>子育てするのに、母親である自分が体調悪いと、ちっともゆとりがもてず、かわいがるどころではなくなってしまいますから。

 ゆとりを持って子育てをする、ということは本当に大事ですよね。
今でも、つらいときは自分のことで精一杯になってしまったりするので、
なんとかやっとの子育てになってしまうかもしれませんね。
 夫も私の実家も、子育ては全面的にバックアップしてくれる環境ではありますが、
夫が転勤になったらと考えると、これも確実とはいえないですし・・・。

 もし、病気ではなかったら、こんなに子供のことについて悩んだり、
夫婦で話し合ったりしなかったかもしれません。でも、一つの命について
無責任に「できちゃった、どうしよう?」ということはしたくないので、
自分の子育て能力を見極めることは、つらいけれど大切なことだし、
これからも期限いっぱいまで考えていこうと思います。

 一生懸命考えて、それで夫婦ふたりだけの人生を選んだのなら、
それでいいのだな、と思えるようになりました。penchanに客観的な意見を
いっていただいて、とても気持ちが楽になりました。

 これからも、日々の暮らしを大切にpenchanみたいに家事もがんばりたいと
思います。ありがとうございました。


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